戸外遊びと子どもの発達

日々のこと2019年01月04日

外に出るとアスレチックやボール遊び、木登り、駆けっこなど力いっぱい身体を使うことが出来ます(園庭が狭いので人数によっては園外に出る事もあります)

アスレチックではぶら下がったり、くぐったり、注意深く渡ったり、遊びながら身体の機能を育てる事が出来ます。

冬でも寒さに負けず身体を動かす子ども達。丈夫な体になりますね!

植物や自然にふれる
園庭には木の実や四季折々の花やフルーツ、紅葉する葉、落葉する葉などがあり、自由にとって遊ぶことが出来ます。
美しい色、いい匂い、踏んだ感触や音など五感を使った遊びは豊かな情緒を育てます。

木の実でおままごとをしながらお友だちとのコミュニケーションを楽しみ、その中から共感する事、我慢する事も自然に経験しています。

木の実や葉っぱでの作品は、物を作る楽しさを知る事が出来ます。「見て見て~!」と自分の作品をアピールしたり、褒められたりする体験で、更に作品作りに意欲が湧きます。満足そうな笑顔がとても素敵です♪

開放的な空気で心も体も発散させる
室内では積木やビーズやお絵かき等、神経を集中させて遊ぶことが多いので、外に出ると心も体も発散できるのでしょう。靴を履いたとたん、猛烈な勢いで走り始めます!

ルールのある遊び(鬼ごっこ、だるまさんが転んだ、わらべうた等)を通して、ルールや社会性を学びます。
成功と失敗の体験で強い心が育ちます。

 

外遊びにはこのような目的があるため、0歳児がベビーカーに乗ってみんなで外に出る事はしていません。それぞれの意志で自由に散策する事が大切だと考えております。そのため0歳児は大人と1対1で園外に出て、園周辺を散策します。気の向くまま、木の実を拾ったり空を飛ぶ鳥を指さしたり。そのたびに大人が言葉を添えながら共感したり話しかけたりして散歩を楽しんでいます。

1歳児になると数人で近隣の公園まで行く事もあります。
保育園にはない木の実を発見したり、広い場所で身体を動かしたりします。お友だちとのやり取りも楽しめるようになってきます。

2歳児になると少人数のグループで、近くの公園まで行きます。
収集袋を持ってどんぐりや葉っぱを集めて、お店屋さんごっこなどの簡単なごっこ遊びが始まります。言葉も増えてお友達との関係が広がってきます。

幼児クラスは3~5歳の混合保育なので、クラスごとにお出掛けしています。その日の目的に合わせて行先を決めています。
幼児さんになると、知識欲が高まるため、これはどうなっているんだろう?調べてみたいから持ち帰りたい!など、その場だけでなく、帰園後もその興味が続きます。こうした興味が意欲に繋がっていきます。